50代から介護職へ転職できる?未経験から始める方法・仕事内容・資格を解説-27

転職

「50代から未経験で介護職に転職できる?」

「介護の仕事は資格がないとできない?」

50代で転職を考えたとき、介護職を候補にする人もいるでしょう。一方で、仕事内容や体力面、給与、資格などに不安を感じる人も少なくありません。

介護の仕事には、利用者の生活を支えるさまざまな業務があります。職場や担当業務によって必要な資格・経験、勤務形態も異なるため、「介護職」とひとくくりにせず、自分に合う働き方を確認することが大切です。

この記事では、50代から介護職への転職を考える人に向けて、仕事内容、未経験から始める際のポイント、資格、給与の公的データ、求人の探し方までわかりやすく解説します。

先に結論

50代から介護職を検討することは可能です。ただし「人と接する仕事だから大丈夫」と簡単に決めるのではなく、仕事内容・身体的負担・勤務時間・資格・給与・職場環境を確認してから応募することが重要です。

50代から介護職へ転職できる?

50代から介護業界へ転職する場合、まず確認したいのは「自分が応募できる求人があるか」「未経験者を受け入れているか」です。

介護施設、訪問介護、デイサービスなど、働く場所によって仕事内容は異なります。また、同じ介護業界でも資格が必要な業務と、求人条件によって未経験から検討できる仕事があります。

  • これまでの接客・営業経験を活かしたい
  • 人と関わる仕事をしたい
  • 地域で長く働ける仕事を探したい
  • 新しい分野の資格取得も考えている
  • 定年後も続けられる仕事を考えたい

こうした人は、介護業界を転職先の候補として調べてみる価値があります。

介護職の主な仕事内容

介護職の仕事は職場や利用者の状態によって変わります。代表的な業務として、次のようなものがあります。

仕事主な内容
食事の支援食事の準備や見守り、必要に応じた介助など
移動の支援歩行や車いすへの移乗など、移動を支える
入浴の支援入浴時の見守りや介助など
排せつの支援トイレへの誘導や必要な介助など
生活援助掃除、洗濯、買い物など生活を支える業務
記録・連携利用者の状態を記録し、職員間で情報共有する
レクリエーション等施設などで活動や交流を支援する

すべての職場で上記すべてを担当するわけではありません。求人票だけで判断せず、面接や職場見学などで具体的な業務内容を確認しましょう。

50代から介護職を検討するメリット

これまでの社会人経験を活かせる

介護では利用者本人だけでなく、家族や他の職員など多くの人と関わります。接客、営業、管理、事務などで培ったコミュニケーション力や仕事の基本姿勢が役立つ場面があります。

資格取得によってキャリアを考えられる

介護分野には複数の資格・研修があります。仕事をしながら学び、段階的に専門性を高めていくという考え方もできます。

60代以降の働き方も考えやすい

50代の転職では「今の転職」だけでなく、60代になったときにどのように働くかも重要です。自分の体力や希望する勤務日数などを踏まえ、長く続けられる職場を探しましょう。

介護職の給与はいくら?厚生労働省のデータを確認

転職を考えるうえで、給与は重要な条件です。

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」を基に作成された資料では、令和7年の介護職員の賞与込み給与は月31.4万円、全産業平均(役職者を除く)は39.6万円となっています。

令和7年 賞与込み給与
介護職員31.4万円
全産業平均(役職者除く)39.6万円
注意したいポイント

31.4万円は「50代の介護職員だけ」の平均ではありません。また、資料の「賞与込み給与」は、調査年6月に支払われた給与に、前年1月~12月の賞与の12分の1を加えて算出した金額です。

同資料では、介護職員の賞与込み給与は平成20年の25.5万円から令和7年の31.4万円へ上昇しています。単純比較すると5.9万円、約23%の上昇です。

資料には、処遇改善加算の拡充や、令和6年6月の処遇改善加算の一本化・加算率引上げなど、介護職員の処遇改善に関する施策の経過も示されています。

出典:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」を基に作成された「賃金構造基本統計調査による介護職員の賃金の推移」。
※実際の給与は職種、資格、経験、勤務先、地域、勤務時間、夜勤の有無などによって異なります。

50代未経験で介護職へ転職するときの注意点

体力面を確認する

介助内容によっては、立ち仕事や身体的な負担があります。「介護なら年齢に関係なく働ける」と考えるのではなく、自分の体力と仕事内容が合うか確認しましょう。

夜勤の有無を確認する

施設によっては夜勤があります。生活リズムや健康面、家族との生活も含めて無理なく続けられる勤務形態を選びます。

給与だけで職場を選ばない

給与が高く見えても、夜勤回数や手当などが含まれている場合があります。基本給、各種手当、賞与、勤務時間などを分けて確認しましょう。

職場の雰囲気も確認する

介護はチームで働く場面が多い仕事です。可能であれば職場見学などを利用し、職員同士の雰囲気や業務の進め方も確認するとよいでしょう。

介護職は資格なし・未経験でも始められる?

介護分野には、無資格・未経験から応募可能な求人もありますが、担当できる業務や必要資格は仕事内容によって異なります。

特に訪問介護など、業務によって資格要件があるため、求人票の応募条件を必ず確認してください。

介護職員初任者研修

介護の基本的な知識・技術を学ぶ入口として知られる研修です。介護を初めて学ぶ人が、基礎を身につける選択肢の一つになります。

介護福祉士

介護分野の国家資格です。取得には所定の要件があります。将来的に介護の仕事を続けたい場合は、キャリア形成の選択肢として確認しておきましょう。

※資格制度や受験要件は変更される場合があります。受講・受験前に厚生労働省、試験実施機関、研修実施事業者などの最新情報をご確認ください。

50代から介護職へ転職する7つのポイント

仕事内容を具体的に確認する

「介護職」という名称だけで判断せず、身体介護の範囲、夜勤、送迎、記録業務など実際に担当する仕事を確認します。

未経験者への教育体制を見る

研修やOJTなど、未経験者をどのように育成している職場なのか確認しましょう。

自分の体力に合う職場を探す

施設形態や仕事内容によって負担は異なります。長く続けられることを優先します。

これまでの経験を整理する

接客、営業、管理職、家族とのコミュニケーションなど、介護現場でも活かせる経験がないか棚卸しします。

資格取得も検討する

転職前に必ず資格が必要とは限りませんが、将来の仕事の幅を考えて学び始める方法もあります。

複数の求人を比較する

給与だけでなく、休日、夜勤、通勤、仕事内容、教育体制などを比較します。

介護職に詳しい求人サービスも使う

一般的な求人サイトだけでなく、介護分野を扱う転職支援サービスを併用すると、求人を比較する入口を増やせます。

50代の介護求人はどう探す?

  • 転職サイト
  • 介護職に特化した転職エージェント
  • ハローワーク
  • 介護施設・法人の採用ページ
  • 地域の求人情報

一つのサービスだけで決めず、複数の方法で求人を比較することをおすすめします。

介護職向け転職サービス掲載予定

50WORKでは、介護職の求人を探す選択肢として「みーつけあエージェント」の掲載を検討しています。現在A8.netで提携申請中のため、承認後に公式広告リンク・対象条件等を確認したうえで掲載します。

介護職が合わないと思ったら他の仕事も比較する

介護は50代の転職先として検討できる仕事の一つですが、すべての人に向いているわけではありません。

体力面や仕事内容に不安がある場合は、無理に介護職に決めず、これまでの経験を活かせる仕事や別の未経験職種も比較しましょう。

まとめ|50代からの介護転職は「長く続けられるか」で考える

50代から介護職への転職を考えるときは、「採用されるか」だけでなく、60代以降も無理なく続けられるかという視点が大切です。

  • 仕事内容を具体的に確認する
  • 未経験者向けの教育体制を見る
  • 体力・夜勤などの条件を確認する
  • 給与と手当の内訳を見る
  • 資格取得による将来の選択肢も考える
  • 複数の求人・サービスを比較する

50代には、長年の社会人経験があります。これまで培った対人対応や仕事への責任感を活かしながら、自分に合った職場を探していきましょう。

50代から、もう一度稼ぐ。 転職だけでなく、資格、副業、AI、独立、定年後の仕事まで。50WORKは、これからの仕事と収入を一緒に考えます。

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。求人の応募条件、資格要件、給与、待遇等は勤務先・地域・職種等によって異なります。応募や資格取得の際は、求人企業・厚生労働省・各制度の公式情報をご確認ください。

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